徳永英明

夕暮れの改札口で
君を見かけたのは　九月の終わり

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のびた人陰(かげ)を舗道にならべ
夕闇のなかを君と歩いてる

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髪をほどいた 鏡のぞいた 顔が大人になった
夏が残した 恋は黄昏

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さよならするために出逢ってゆくのなら
どうして誰も皆なあんなに愛し合うの

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優しいひとよ　あの言葉が今もまだ
僕をずっと　守り続ける

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明日への
希望を持って

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いつも僕の
心臓の音が

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いろんなことが
日々起きている

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愛のひとになれるのかな
光のひとになれるのかな

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頭を空っぽにして
明日も空っぽにして

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