DUSTCELL

tattarura rarura
足取りは軽い

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空っぽのまま時だけが経った
遠い昔の僕は薄れて溺れた

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小さな解れが侵食して
いま積み木が下から崩れる

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ぽつりと君は言ったの
「僕はこのまま消えたい、ねえ」

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俺の前行く者達全てが
汚れて　朽ちて　泥に足取られ

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呆れるほどにただひたすら　普通に憧れてる
過去を忘れられたら　神様にいつだって願っている

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潜めた半目の業
何もが削がれた最下の今日

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足場もない部屋
掃除もできないわ

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暗中模索　さぁ踊ろうか
不安は大抵ない

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君と観たとある映画　札束を海に投げ飛ばすシーン
俗を抜けて　現抜けて　世界と繋がるような感覚

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