白峯 歌詞 Lyrics by 陰陽座
秋ざれの 真尾坂に 吹き過ぎる 野風
藪陰の 陵に 心思う
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秋ざれの 真尾坂に 吹き過ぎる 野風
藪陰の 陵に 心思う
墜ちた 地表に 流る 我に 適わぬ 血汁
既の 際に 掌を 返す 慮外 喚く
裂ける 竜鱗は 此の 甚い 風に 舞う
糜爛なりし 膚を 是連れに 隠して
葬具を 打ち遣りて
不要の 幕を 諫め返す
因果律の 悩乱が 飛んだ 水の 行方を 探る
八百万の 排斥が 澄んだ 水を 淦に 変えて
丑 三つには 草木も 眠ると 謂うが
実にも 然り 繰り返す 太刀音の
先に立ったら 迷いぬ 背を追ったら 魘はる
蓋し 魔を 禍を 想わば
零れ 落ちた 雫と 消ゆる 羽音
飛び 翔ない 我儕にも 有る 雲路
紅梅(こうばい)に 襲(かさ)ぬも 五条(ごじょう)に 綻(ほころ)びて
借(か)り物を 手(て)に 其(そ)の 筋(すじ)は ひらひら
鬼の哭(な)く音(ね)が 繚乱(りょうらん)と舞い 煌(きら)めく
刹那(せつな) 鳳凰(とり)が羽搏(はばた)く