長谷川白紙

体を囲う虹の糸が
見えているのはあなただけ

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鋏が落ちてくるときは
木は冷えてる

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見つめれば溶け出して　輝きを吸い込んで
光線にまたがって　次の壁を見やって

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しらじらと夜と紙が明ける
行き止まり　見越し　返して aああ

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工/_レよ
ι、ζ、∧″レよ

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まだまだ話そう　姿隠して
声のふるえだけで

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来る　まだ凝り固まらないいのちを吐く
練る　祟り　紫　形　なくなるまで

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訝しむ僕らは
砂の向こうに　揺れてる

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ばたばた落ちてしめる　だ
朶はまた体と蒸れた

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君はまだ　わたしの声
聞いたことないよ

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