鄧麗君

明日の朝は遠い南の街へ
私乗せた船は 着くでしょう

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ある日　あなたが帰って来たの
離れた心が途惑う頃に……

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ガラス越しに揺れてる小さな喫茶店
待ち合わせに遅れた私　怒らない人

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しのび歩く港の夜風が冷たい
どうぞすてて下さい　お気に召すなら

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夜汽車を乗り継いで 知らない町に来た
なみだの跡のある あなたの手紙見て

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いじめぬかれて　泣きぬれて
夢をたどれば　あなただけ

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酒のグラスを　カタカタと
あの人これから　いい気分

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躰の火照りを　さますため
夜更けの海辺を　歩きます

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この両手に　花を抱えて
あの日　あなたの　家をたずねた

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女心をあなた　わかって欲しい
あてなく待つのは　苦しすぎます

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