舟木一夫

あの人に逢いたい　たまらなく逢いたい
高原に風はわたり　白樺はゆれていた

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立ちどまるな 決して振りむくな
走り続けろ君よ 力のかぎり

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北国を遠く　訪ねて来たのに
あなたはもう　私を忘れていたの

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忍び逢う　夜のふたりは
むらさきの　霧に抱かれて

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なんて素敵な　夜だろう
星はきらめく　瞳はうるむ

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空にむかって　あげた手に
若さがいっぱい　とんでいた

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名残りが燃える　心が残る
ふたりで　かえる　アカシアの道

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あふれる若さ　あればこそ
未来にむかい　我ら立つ

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二度とかえらぬ　思い出乗せて
クラス友達　肩よせあえば

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その眼はむかし 空だった
悲しいときには 素直に泣けた

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