笹川美和

何も聞こえていないと思ってるんでしょう？
何も知らないでいると思ってるんでしょう？

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ここではないどこかに　本当の居場所があると
信じて夢見た日々は遥か遠く

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雪のつもる夜は無音の音が包む
煌星の囁きさえ聴こえるほどに

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言葉に詰まるあなたを　見て見ぬふりすることが
どんなに惨めなことか　想像できるかしら

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この街の夜空の星は少ない　数えられてしまうくらいだ
本当はあるのに　数えられないくらい

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偶然に僕はこの地に芽を出し
幸運に僕は空に近づいた

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旅に出よう　あなたと二人で
行く先は無限

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こもれびは撫でるように
見つめ合うふたり、きらめき照らしだしてる

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君が向かいで
目尻をさげて微笑む姿は

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海鳴りが聞こえてきます
まぶたを閉じて聞いてみます

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