渥美二郎

車輪は踊りだし　レールは歌い出すよ
この列車は走る　永遠鉄道

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つばき咲く春なのに あなたは帰らない
たたずむ釜山港(プサンハン)に 涙の雨が降る

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悲しさまぎらす この酒を
誰が名付けた 夢追い酒と

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恋せども愛せども　添えない人と
未練な想い　断ち切るために

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空行く雲に　誘われて
止むに止まれず　旅支度

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ついてくるのは 止めときなよと
あなたは火の酒 飲みほしていた

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おもいでさみしい いで湯の宿は
雨の音にも こころが濡れる

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別れの言葉が　つらすぎて
逃げて来たわ　思い出連れて

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ごめんなさい あなた 昔に戻る
嫌いになったわけじゃないけど

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捨てられても 捨てられても
あなたが好きよ

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