有村竜太朗

車の中はひとりで楽だな
このまま　寝ちゃってもいいんだし

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いつに見たっけなぁ　記憶　押し花
切ない　いらない　つまんない

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真夜中　目覚めて　月を探すのは　なんとなく悲しい胸の風邪に効くから
曖昧なまんまで　置き去りは嫌だなぁ　白黒のどっちか選んだら呼んでね

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ゆあん　ゆよん　ぶらんこのうえ
ぐにゃん　ぐにょん　ゆがんでてせかい

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みずうみの奥へひとりで泳ぐ
窓は開けたまま　カーテン揺らぐ

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またねいつかで　最果てに来た　気がふれたような芝居おしまい
いつでも夜の黒い瞳が　ぼんやりと君見せた

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フラスコの空は透明に　僕ら　その底で不純物
思い出も馬鹿みたい　隠したり見せびらかしたり

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覚めた夢をたどるたび　猫みたいに置き去りね
ふりむいたら　嘘ついてて　居なかった

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季節外れに咲きましょう
名も無いまま咲いてましょう

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「何時間でもこのままいたいよ　ただ君の顔だけ見てたいの」
そんな都合いい事なんてないわけで　あんな甘ったれた幻想に

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