新田恵海

透明が色づく　微かに熱をまとって
無邪気な声が季節を追い越した

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夢は気になるところで　忙しない朝に続いた
つむじに弄ばれても　上げてみる口角

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Wow…
「飛び出そう」ココロの合図を

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ガラスの靴から
はみだした　きもち

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ラブソングは大抵きいたよ
誰かと誰かのオハナシ

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Stay　静かにただ　触れていたい　遠い記憶
そう　疲れ果てた　こんな夜は　会いに行こう

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目を細め見上げた空
懐かしい記憶が蜃気楼のよう

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改札前の　柱に寄りかかって
泣き出しそうな　空を見上げ

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この声を鳴らして　ここから歩いて行くよ
ここにいてここにいない気がして

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空に向けて咲いた
君は強く咲いた

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