尾崎豊

行き場のない街を 俺は一人ふらついてた
店も終わり 仲間も消えた 吸殻の道で

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だいぶ話をそれて　街明かり　照らされて
音のないTVの前　完璧さを求めて

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さみしさは　誰もかくせない
君のやさしさの　嘘が繰り返してる

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二人で中古の車に乗り込み　ハイウェイを飛ばすおまえは
明け始めた眩しい朝日に　祝福された

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時を削る部屋で　心を溶かした
渇いていたけれど　TVと話せた

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最終のプラットホームに　集まる酔いどれたち
ちどり足のステップ踏み　笑顔で床にくずれる

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いつもいつも　町へ行きたくて　おちつかないさ
そんなにいいこと　あるわけじゃないけど

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心が重いね　時間に押しつぶされちまう
弱いねおいらは　流されくじけちまうだけ

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一晩中僕らは　恋のゲームに酔いしれて
次の朝には甘いコーヒーで目を覚ます

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街の風に引き裂かれ 舞い上った夢くずが
路上の隅で寒さに震え もみ消されてく

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