雲の果たてに 歌詞 Lyrics by 吉岡亜衣加
たなびく時の透き間から
こぼれ射す 夢の名残り香
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たなびく時の透き間から
こぼれ射す 夢の名残り香
想い出は花霞の中
永遠(とわ)の夢 詠むように…
あゝ 聴こえる気がする
風の音? いいえ 笛の音色
澄んだ小夜風が 玉響(たまゆら)を吹き抜けて
涼やかな虫の音(ね)は ふたり包むよう
小さな種 この胸に
誰もがそっと 育てている
ふうわりと花びらが
心の水面 埋め尽くしてく
空へ 空へ
高き空へ向かひ咲きし花よ
決して止まらない激流が如く生きる
貴方の瞳には何故 静けさがあるのでせう
不意に強く薫る 朱華色(はねずいろ)の風は
乾いた心を 吹き抜けて
はらはらと散る花を
独り見つめていた