火焔のお龍 歌詞 Lyrics by 中村悦子
赤城おろしが 舟足を
停めた上州 利根の川
Best Asian Music Lyrics
赤城おろしが 舟足を
停めた上州 利根の川
桃の花が咲く頃 あの日を思い出す
こんな近くの景色を 見せてやれなかった
古(いにし)え人が 歩いた道だと
振り向きながら 私の手を引いた
夕陽にはえる おじさんのピッカリ頭
涼しげで ちょっと風情があるね
沖を目ざして 船を出す
ついてゆきたい 私だけれど
おだやかな朝の 陽射(ひかり)に
水鳥遊ぶ からす川
頑固な顔してョー 妙義の山が
のぞき見ている 秋間の春を
人通りの 少ない道で
あの人は 見ていた
私は群馬で 生まれたまゆです
上州富岡 鏑(かぶら)川
海があんたの 女房ならば
私は港の 海猫(ごめ)になる