メガマソ

君を見つけたよ、ポケットの中に蹲(うずくま)る静かなペンギンだ。
君は、かわいい。

Read more

甘く甘く熟れた果実は崩れ落ちた
滴り落ちるjuiceになれない

Read more

頭部の欠けた私の傷を、舐めていた君はもういない。
腕までもいだ私の身体、四季は色づいた。

Read more

混沌、拍車掛け。
僕の頭部舐めている。

Read more

うさぎ消えた、僕は急いで探すよ。
ぽきぽきと足鳴らしながらね。

Read more

俯いた顎、滴が萌ゆる口の端は光っていた。
古ぼけた夜道の、すっとぼけた灯りたち、寝ぼけた僕、はっと目覚める。

Read more

人参を口に運んで、昨日より少し強く噛む。
あの蒲団の味がしたよ、むくつけき蝦蟇どもを見る。

Read more

幾つ、不安募る夜を、僕は過ごしたのだろう。
それに、歌で気づいて欲しく。

Read more

いつだってそう。
たどり着いた海辺で見るサンセットシーン。

Read more

覗いてる白銀の世界から君が、ほら。
雪を踏み、リズム良く、僕を連れ去ってゆくよ。

Read more