この花は乙女

朧な逃げ水(凛と)その向こうに空(嗚呼)
他愛ない景色(されど)特別な気がして

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色は匂へど散りぬるを　我が世たれぞ常ならむ
儚き花と散るのなら　ひとつここで捧げましょう

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この花散るら夢見草の　初めて捧げる恋心
初めて出会った時　心撃たれたのです

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遥かな秋晴れの　空高く叫べ
(応、ハイ！　応、ハイ！)

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雨が降った次の朝で
跳ねる泥も構わない

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