えんぷてい

白すぎる朝を　踏み締めて帰る
流れに逆らって

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透明な肌を震わせて
あなたは何処

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君は銀河だった　美しい
今初めて　光こぼした

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額にプリズム
子供の頃の秘密さ

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そんなに冷たくなって
忘れてしまうの

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湧き上がる　霧の中
浮かんで行く

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不確かなことばかりではなかった
靴下のあとが　教えてくれた

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密やかに這い寄る　ベールのように
うごめく　音もなく　ささやいた

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曇窓　過ぎてゆく　最後の緑を
忘れない　忘れないで

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立ちこめる煙をかきわけて
はじめての　緑を焼きつけた

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