せせらぎの宿 歌詞 Lyrics by 岡ゆう子
別れ急(せ)かして 鳴るベルに
忍び泣きする 始発駅
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別れ急(せ)かして 鳴るベルに
忍び泣きする 始発駅
染めてください こころも肌も
あなた好みの 炎(ひ)のいろに
つらい世間の 荒波も
お前いたから 乗り切れた
いつも噂に 脅(おび)えてた
おまえの瞳を 思い出す
落葉松(からまつ)の 林の中を
風が静かに 過ぎて行く
めでた めでたの 華杯[はなさかづき]に
肩を寄せあう 夫婦雛
淋しいひとは 寄っといで
悩んでいるひと 寄っといで
誰かのものなら なお欲しい
恋に一途な 海石榴の市…
雨のしずくが 涙になって
窓にこぼれる 止まり木酒場
あなたの肩に 頬よせて
四万十川の 屋形船