宮川大聖

隠れていても　頭の中じゃ
逃れられない　熱くなる鼓動

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あの空に散りばめた　欠片をなぞって
不器用な指先で　走り書いた地図

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そっと1ミリ　瞼を薄く開いて
カーテンの隙間にまだ仄暗い朝を見つめて

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確かなことは何も知らず知らずばかりの
有象無象に嘆いた本音 嘘で塗ったそんな名論

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ここから何処へ向かおうか
埃の被った　夢を見る

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色づいた街の模様
君といたいよ

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断ち切れない恐怖と　碌でもない理念を
眼に焼き付けては　安堵して

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さよならと指切りの関係
ブラックアウト

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忙しなく降り積もる乾いた雪は
味気ないこの街を白く包んだ

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重なりあった瞳とムーンライト
確かに覚えているの

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